副業でネット物販を始めたいとき、「どこから仕入れるか」で悩む方は多いことでしょう。
仕入れにはいくつかの方法がありますが、ある程度の量を安定して仕入れ続けたい場合は卸サイトを利用するのも1つの方法です。
卸サイトは世界中にあり、はじめて卸サイトを利用したい方は使いやすい日本のサイトを利用したいと思いますよね。
しかし、日本の卸サイトはおすすめできません。それはいったいなぜでしょうか?
今回は、商品の仕入れに日本の卸サイトがおすすめできない理由、そして一押しの仕入れ方法を紹介します。
商品の仕入れ先に悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
卸サイトとはどのようなもの?
卸サイトとは、主に業者向けに商品を販売しているサイトのことです。
問屋のweb版といえばイメージしやすいと思います。
卸サイトは一見すると普通のネットショップとかわりません。
商品を選んでカートにいれ、決済をすれば商品が自宅に届きます。
違うのは、販売の単位です。
通常のネットショップが1個単位で販売しているのに対し、卸サイトでは10個単位、100個単位で販売されているものも珍しくありません。
また、数万円以上の注文が条件というところもあります。
その分、値段は安いです。
ですから、卸サイトを利用すれば小売店で購入するより安く、しかも大量に品物を購入できます。
卸サイトを利用するメリット
では、卸サイトを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
メリット1:たくさんの品物を安定して安く仕入れられる
卸サイトを利用すればほしい品物を多量に安く仕入れることができます。
商品を仕入れるには、メーカーに直接注文するのが最も確実で安いです。
しかし、メーカーと直接取引するにはある程度の規模の業者だったり実績が求められたりします。
実績の少ない個人の取引に応じてくれるメーカーは滅多にありません。
一方、卸サイトはメーカーから直接仕入れるより値段は上がりますが、小売値よりは安く大量に商品を買うことができます。
卸サイトによっては定期的にセールを実施しているとこともあり、タイミングが合えばメーカーと直接取引するのと同じ位の値段で仕入れが可能なときもあるでしょう。
メリット2:日本の卸サイトなので英語や中国語が必要ない
日本の卸サイトは全てのやりとりを日本語で行えます。
英語や中国語がわからなくても問題ありません。
また、日本の卸サイトならばクレジットカードのほか、口座振替なども支払い方法で選べるところもあります。
商品の不備や疑問があるときも対応がスムーズです。
メリット3:品薄な商品も手に入れやすい
流行の商品は、小売店ではあっという間に品薄になることも珍しくありません。
卸サイトではそのような品も小売店よりは手に入れやすいこともあります。
メルマガなどを登録しておけば、お得な情報もいち早く手に入れられるでしょう。
卸サイトを利用するデメリット
卸サイトはメリットばかりでなく、デメリットも複数あります。
会員登録に条件があるサイトも多い
卸サイトのほとんどが会員登録をして利用するシステムになっています。
しかし、誰でも登録できるサイトがある一方で店舗を構えていること、固定電話があることなど登録に条件がある卸サイトも珍しくありません。
また、登録条件が厳しいサイトほど会員への特典も大きな傾向があります。
1個単位の値段が高価なもの、扱いが難しい商品を扱っている卸サイトも会員登録に条件を付けているところが少なくありません。
同じ卸サイトを利用するライバルが多い
会員登録が容易な卸サイトは、副業でネット物販をしている人たちも利用しやすいので、同業他社も同じ卸サイトを利用しているケースが珍しくありません。
扱っているものが違うならいいのですが、似通った商品を小売りしている場合、仕入れ先が同じなら価格競争が起こりやすくなります。
たとえば、卸サイトでセール品を購入し、自分のショップで「特価品」として販売しても、ライバルが同じことをすれば魅力が薄れてしまうでしょう。
また、流行の品が入荷されると会員同士で取り合いになることも珍しくありません。
トラブルが起きたら当事者同士で話し合いをしなければならない
プラットフォーム型の卸サイトの場合、サイトの運営者は基本的に場を提供しているだけです。
問屋と利用者がトラブルになったら基本的に自分たちで話し合いをして解決しなければなりません。
「問屋が非常に悪質な手段を用いて利用者から料金だけをだまし取った」くらいの事例でないと、サイトの運営者は動かないと考えましょう。
トラブルに巻きこまれて解決に時間がかかると、ほかの仕事にも悪影響がでます。
日本の卸サイトを利用してもメリットが少ない
さて、ここまで卸サイトを利用するメリット・デメリットを紹介してきました。
日本の卸サイトは個人より業者を優遇していることが多く、個人で利用できるところは限られています。
そして、個人でも利用できる卸サイトはライバルも多いです。
高い利益が見込まれる商品は競争が激しく、常にサイトをチェックしておかないと売り切れてしまうこともあります。
また、個人も利用ができる卸サイトは数量の調節が難しく、もっとほしいのに売ってもらえない、そんなに必要ないのに大量に買わないといけないといったことも起こりがちです。
簡単に安く大量にものを仕入れられることは確かにメリットです。
しかし、同時に価格競争が起こりやすく、ライバルに打ち勝つためには仕入れ値と販売価格の差をゼロに近づけないと難しいこともあります。
つまり、日本の卸サイトを利用してもメリットは少ないと言えます。
卸サイトを利用するなら中国輸入代行もおすすめ
安価な商品を多数仕入れたいならば、日本の卸サイトにこだわる必要はありません。
海外から仕入れれば、ライバルも少なく日本ではまだそれほど知られていない品物をいち早く手に入れることができます。
「日本の卸サイト以外の業者を利用したいと思うが、言葉がわからないので利用を躊躇している」という方は、代行業者を利用するのがおすすめです。
業者に依頼すれば品物の買い付けだけでなく、輸入の手続きまで依頼できます。
ですから、言葉がわからなくても輸入に関する手続きの知識がなくてもスムーズに商品を買い付けることができるのです。
海外からならば日本の卸サイトのように多数のライバルが一か所に集ってしまうこともないでしょう。
また、様々な手数料を差し引いても日本の卸サイトより安価で商品を仕入れることもできます。
まとめ
今回は、日本の卸サイトを利用するメリット・デメリットと中国輸入代行業者をおすすめする理由を解説しました。
日本の卸サイトは業者を選べば誰でも簡単に利用できるというメリットがある一方、同業のライバルが多く、価格競争になりがちです。
数多くあるネットショップから自分のショップを選んでもらうためには、他にはない商品を取りそろえておくことも大切です。
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